2011年10月29日  第39回差別のない明るい飯山市を築く市民大会

 今日、飯山市民会館で「第39回差別のない明るい飯山市を築く市民大会」が開催されました。開会セレモニーの後、アトラクションで山崎浩さん沼田秀美さんの合唱演奏があり、終了後、堀越喜晴さんの講演がありました。演題は「コミュニケーションなくして人権なしー権利と義務のコミュニケーション学」で、先生は、1957年新潟生まれ。2歳半までに網膜芽細胞腫により両眼摘出、その後全盲として人生を歩んでこられました。その生活のなかでの経験等をとうして、お話しされました。最後に先生は、「皆さんに次の3つの問いかけがあったとしたらどう答えますか」と問いかけました。
 1)たった一つの義務
 2)たった一つの権利
 3)たった一つのだれにも認められていない権利

 先生は自分の答えとして
 1)たった一つの義務は自分が幸せになる義務
 2)たった一つの権利はひとを幸せにする権利
 3)たった一つのだれにも認められていない権利は人の幸せを妨げる権利
 と、おっしゃっておられました。なるほどな、と感心させられました。

 まだまだこの地方にも差別はのこっていると感じております。戸狩区では最近まで、年2回の人権同和学習会を開催してきました。しかし最近年1回になってまいりました。その1回が11月10日に開催されます。近所おさそいの上、お集まり下さい。