2012年1月9日    どんど焼き

 
昨夜、あちこちで、どんど焼き(道祖神)が行なわれました。戸狩区では、私の子供の頃(昭和30年代前半)長峰神社の境内で、正月が終わると15日の小正月に、門松や、しめ飾りを燃やしていたことを覚えています。それから少しの間、燃やすのを止めていましたが、たしか40年代に入った頃だったと思います、門松やしめ飾りなど、神事に使った物はやたらに燃やすわけに行かないと言う事で、公民館が主体になり道祖神祭りを復活したと聞いております。どんど焼きとか三九郎とか道祖神祭りとか言われますが、戸狩区で行なわれているのは、道祖神と言う神様を毎年木で作り、五穀豊穣、無病息災、良縁安産を祈願しながら、しめ飾りなどと一緒に燃やすことから「道祖神祭り」と言われております。
 しかし、最近成人式の祝日が変更になり、道祖神祭りも連休に行なわれるようになりました。昔から11日の鏡開きの日に、お供えした鏡餅をおろし、そして、しめ飾りもはずし、門松もとって15日の小正月に燃やすのが慣わしでした。しかし今、今年の様に11日より早くに道祖神祭りが行なわれる年もあるようになり、これって「時代の流れ」で片付けていいものなのですか、考えさせられます。