2016年9月2日   人権同和・企業人権教育講座

 今日の午後、飯山市公民館において「2016飯山市人権同和・企業人権教育講座、5回目」が開催されました。今回の講師は、臨済宗 妙心寺派 恵日山 開眼寺
 (千曲市)住職 柴田 文啓氏 演題は「心の大切さ〜心の危機の現状をかえりみて〜」でした。(飯山の正受庵と同じ宗派)
 講師の柴田氏は昭和9年福井県に生まれ大手の電気会社に就職、海外の営業所の所長などを歴任して退職。その後第二の人生として僧侶の道を選ばれ、65歳で得度された、異色の経歴の持ち主です。
 講演は、東芝やオリンバスなどの大手企業の粉飾決算のことをあげ、昔はこのようなことはなかった。いまは人の心が荒んでいるのではないか。と言われ、宗教の教えである、三つの心(感謝の心)(利他の心)(畏敬・謙虚さ)の教えを説いて聞かせました。また宗教は葬式をすることが本来の宗教ではなく、遺族の人の悩みとか病気や生活に困っている人々の悩みを聞き相談にのることが本来の務めであるとも言われました。


講演中の柴田氏