2017年12月3日   北部雪捨て場

 現在、飯山市内の指定された雪捨て場は、市役所の東側、千曲川の河川敷一か所だけです。積雪量の多い北部には指定された雪捨て場が無く、毎年困っています。
 大雪の時は、戸狩工業団地(常盤上野)を雪捨て場として使ったこともありますが、工業団地として造成したため、毎年というわけにもいきませんし、また雪が春先遅くまであると工場団地の回りの空気が冷たく、畑の作物の成長が悪く農家の方から苦情が寄せられたこともありました。昨年までは広井川に排雪したこともありますがこれも河川の管理上許可になりません。今年の春は北部の雪も市役所の東側の雪捨て場まで運ぶという指示でしたが、距離があり時間がかかるため業者が嫌がってなかなか排雪が進みませんでした。そのような中で県は今井川の遊水池や県管理の千曲川へ投雪を指示しましたが、これも近所の人達の反対などもあり恒久的な場所にはなりえませんでした。
 毎年雪が降る当地方としては、何時までもこのようなことはしていられませんので、なんとか恒久的な雪捨て場を北部に探そうと市に話をしましたが、市は市役所の東側の河川敷の雪捨て場は飯山市で確保して、県道や国道の排雪も受け入れているので北部の雪捨て場は県で確保してほしい、と以前から県にお願いしているとのことでした。
 私は11月30日に県北信建設事務所飯山事務所に行って話をし、候補地は私が決めるから事務的な手続きは県で進めてほしいとお願いしてきました。私は今日地権者宅を回り了解をしていただきましたので、明日また県の担当者と話を詰めたいと思います。