2012年8月17日   小中一貫教育

 今日、信濃町信濃小中学校で「小中一貫教育・信州フォーラム」がありました。
 一般参加者は50人(総勢約130人)ほどで、その内佐久穂町から大勢参加されておりました。

 近くからは野沢温泉村教育委員会、小、中学校の先生が参加されておりました。
 最初に、信濃小中学校長 峯村均先生より
     「校舎一体型小中学校の、一学期を終えて」と題して報告がありました。続いて、前両小野学園小学校長 大日方貞一先生より「両小野学園(塩尻・辰野)の小中一貫教育」と題して、両小野学園の取り組みについて報告があり、それから、飯田市教育委員会係教育支援指導主事 田添荘文先生より「飯田市小中一貫キャリア教育」と題して取り組みについて報告があり、最後に、国立教育政策研究所、教育政策・評価研究部長 葉養正明先生より「信州教育における小中一貫教育の方向性」と題して講話がありました。
 4人の先生の報告や話のあと、小グループにわかれてワークショップを行ない、小中一貫校のメリット、デメリット等について意見を出しあいました。
 
 今、教育改革のなかで、小中一貫校や中高一貫校が実施されるようになりました。信濃町でも同一校舎内での小中一貫校を今年の新学期からスタートさせました。今日参加して感じたことは、改革(新しい教育)をするということは大変なんだなと感じました。
 こうして、あちこちの市町村で、将来の教育はどうあるべきか、という議論や取り組みが始まっていますが、飯山市に於いては、なかなか先が見えてきません。一学級一人や二人の学校を先生の加配までして残していこうと言う教育委員会の考えがわかりません。葉養先生が言われた「教育は子供達の将来のことを第一に考えて取り組んでほしい」と言う言葉が耳にのこりました。