2016年10月29日   教育懇談会資料

 27日に行われた、飯山市教育懇談会・戸狩小学校区の資料をPDFファイルで載せますので見てください。
 この資料で見ますと、今後6年の推計ですが、戸狩小学校は今年度は147名で飯山小学校の361名についで2番目の規模ですが、6年後の平成34年には110名になり飯山小学校、木島小学校、秋津小学校についで4番目になってしまいます。飯山市全校でも今年度は1002名ですが、34年には806名と196名の減で2校分位減ってしまいます。保護者から長瀬教育長に統合の考えを聞きましたが「学校は地域とのつながりが強かったり、少人数でも十分良い教育ができるのでまだ統合は考えていない」との返答でした。また戸狩小学校で今年度から導入した「コミュニティースクール」についてPTA会長より「教育委員会で地域の指導者名簿等の作成を考えていただけないか」という質問に長瀬教育長は「そろそろ教育委員会としてもコミュニティースクールに関与しなければいけない時期にきている」との返答でした。私も9月議会でコミュニティースクールの導入の遅さを指摘しました。秋津小学校に試験的に導入してから飯山市全校に導入するまでに7年もかかりました。もしコミュニティースクールが生徒にとって良い学習だとしたら、秋津小学校の卒業生と今年導入されてその恩恵に浴さなかった生徒では教育に差が生じます。これからICT教育が始まります。この教育はパソコンやタブレットなどにお金がかかりますし、教員の技能研修が必要になりますので、少しづつ導入では、同じ市立の学校でも差がついてしまいます。コミュニティースクールのような何年もかけての導入の仕方はやめてほしいと、9月議会でお願いしましたが、答弁では2,3年ということでした。
 なにかもたもたしているような気がしてなりません。
 教育懇談会も始まったばかりです。保護者の皆さん、地域の皆さん、都合をつけて懇談会に出席し、教育委員会に思いをぶつけてほしいと思います。

 懇談会資料
教育懇談会資料.pdf 直