2017年10月1日    視察

 1日、同僚議員と塩尻から松本方面へ視察に行ってきました。場所は木曽平沢の漆工芸、塩尻のブドウ農家、松本の街並み

 木曽平沢の漆工芸では、旧飯山町の商人とゆかりのある「西ちきりや」の社長さんにお会いし、話をお聞きしました。社長さんは漆塗りの伝統工芸士で現在も活躍されております。
 ひと昔前は、御重やお椀などを何十または百個単位で注文をいただいた。最近は注文もなくなったが、注文されても注文に応じきれない。同業者も廃業していくと先行きに不安を募らせていました。
 
 次は塩尻で3haのブドウ作りを営んでいる社長に話を伺いました。社長は3年ほど前、それまで勤めていた職場を退職され、ブドウ栽培に専念、空き農地を借りながら今の栽培面積まで増やしたとのことです。現在の栽培品種は「シャインマスカット」と「ナガノパープル」の2種類で、巨峰は栽培のつもりはない、これからは新しい品種が主流になるだろうと話されました。
 今までは露地栽培だけでしたが、来年からはビニールハウス栽培を取り入れ、出荷月を変えて出荷してみたい、と抱負を語っていました。しかし投資をすることに不安もあるみたいです。

 最後に松本の街並みを見て回りました。松本の市街地の整備は定評があり、議員になってから何回も松本で講演がありましたが、そ都度の講師が褒めていました。